企業の不正についてーチケットぴあ、店頭販売(一般前売り)の場合④
客に悪態つくのは兎も角として、チケットの抜き取りはさすがに許せないと思い、翌日、チケットぴあインフォメーションセンターに電話しました。
ただ、店舗担当者を呼び出して店舗名を告げれば「ああ、こないだの人。」と流される可能性があると思い、インフォメーションセンターの責任者を呼び出して事情を説明しました。
ですが、この人、店頭販売の仕組みをよく知らないらしく、利用明細書を渡さなかったことに関しても反応が鈍い。
ただ、この店舗が並んでもいない客の分まで発券している様だという告発に対しては反応してくれました。
そう、この店舗、ありとあらゆる面で治外法権な店舗なんです。
以前並んだ時に自分一人だったので、申込用紙を2枚渡したんです。どうせ2枚目なんか取れっこないって分かってましたけど。
そしたら、「次のお客様がいるので2枚目は受付出来ません。」
次のお客様って誰もいないやん。パンピーには見えないスタンドでも立っているのか?
前々から疑惑に感じていたのですが、「・・・やっぱりやってたんだ、この店舗。」
発売日初日によく電話を掛けているんです、店員が。「××さんですか?ご希望の公演ですが、取れないですねー。」とか「取れましたよ。あとで取りに来て下さい。」とか。
この店は電話で取り置きをやってるのか?と疑問に思っていました。確かチケットぴあのマニュアルではそんなことをやってはいけない筈ですが、開店前に並んだ人の分を取り切った後にやっているのならまぁいいかと見て見ぬふりをしていました。
この話をしたら、「お客様にそんなことを言ったんですか?」と呆れ果てていました。
でも、利用明細書を渡さずに手書きの領収書を渡したことに関しては反応が鈍く、あまり通じませんでした。
チケットを抜き取った疑惑に関しては反応してくれたのですが、問題が当方が考えていたより大きかったです。
店舗担当者止まりの話で済まなくなるかも知れない、役員会議に諮る問題になるかも知れないと言われたのです。
となると、先日店舗担当者からも脅かされた、「問題のある店舗は閉鎖」になる可能性が否定出来ません。
これは困ります。
これだけ店舗が減った今、この店舗が閉鎖したら、自力でチケットを確保する手立てが殆どなくなります。
それが怖くて、店舗名を明らかにすることが出来ませんでした。
企業の不正についてーチケットぴあ、店頭販売(一般前売り)の場合③
流石にここまで露骨に当たられると精神的に限界を感じました。
堪らず、ちけっとぴあインフォメーションセンターに電話して、店舗担当者を呼び出して泣き付きましたが・・・下が下なら上も上と言いましょうか、逆にボロクソ言われて終わりました。
ショッピングセンターの問題点なのですが、テナント主とテナントは直接の雇用関係がありません。なので、テナントが問題を起こしてもテナント主は真摯に対応してくれません。百貨店は面子(看板)がありますから、きちんと対応しますけどね。今回もそれを盾にして、対応を断られてしまいました。チケットぴあの直営店ではないから、注意出来ない、と。
それだけではなく、「2番目に来た客が、2番目かと思ったら1番目に繰り上がったのに文句を言うなんておかしいのでは。」と言ったら、「金曜日から並んでたんですよね?会社はどうしたんですか?そっちの方がおかしいという人だっているでしょ?」
誰が好き好んで何日も並ぶってんだ!
チケットぴあに並び始めた頃は早く並んでもせいぜい未明でしたよ。それが未明では既に並ばれるようになり、深夜になり、前日になり・・・と早くならざるを得なかったのです。
業界人みたいに人脈で簡単にチケットが取れる立場にいる人には分からないでしょうが。
何故そんなに1番に拘るんだと言われるかも知れませんが、1番に並ばないと1枚も取れないんですよ。先頭に並んでいたって取れないことがままあるのですから。
以前も似た様な人気公演の時、どう見ても転売屋か代行屋と思われる人物が土曜日の前売りの先頭に並んでいて、そのまま日曜日の前売りにも並びました。
自力でチケットを確保するにはやむを得ないのです。それをそんな言い方って。
更に、店員を直接注意すると報復が怖いと言ったら、「そうですよねー、10時の発売時にくしゃみをしたとか言って、キーボードを打ち損ねたと言い訳すればいいですもんね。」
「問題のある店舗は閉店させるということも出来ます。」
本人は何の気なしに発した言葉かも知れませんが、立場の圧倒的に弱い客からしたら脅しでしかないです。
散々話して、やっと、遠回しに接客態度を改めるように注意はしておくと、それだけ約束させるのが精一杯でした。
本当にやったのかどうかは定かではありませんが。店員の高圧的な態度は改まったようには見えませんでした。
一昔前ならこんな店舗は利用しなければいいだけなのですが、今はチケットぴあの店舗が次々閉鎖されたり、発売日初日の店頭販売を取り止めたりしていて、よそに行こうにも行けない状況なのです。
正に泣きっ面に蜂とはこのことです。
企業の不正についてーチケットぴあ、店頭販売(一般前売り)の場合②
店員に抜かれたと分かった時に、どんなに後悔したことか。
こんなことなら、2枚希望なんて書くんじゃなかった、と。最後迄1枚希望と書いておけば、大人しくS席1枚から検索したし、抜いたりしなかっただろうと。
普通ならその場で店員の不審な行動を追求しますよね。・・・出来ませんでした。
相手が普通じゃないんです。
凄くキツイ人間で、自分が気に入らないことを言われたりされたりすると、相手が客だろうと平気で言い返します。
その場で文句を言おうものなら、「こちらのやり方が気に入らないのなら、次から並びに来ないで下さい!」と言って来る様な人物なのです。
以前、EXILEのLiveの前売りがあった時も、店頭販売があるかどうか分からなかったFanが店舗に電話を掛けて来てバイトが応対していたのですが、その店員はバイトに向かって、「EXILEのFanは勝手なのが多いから相手にしないの!」
声が通るから周囲に丸聞こえです。忙しくてキレてたのかも知れないけど、そんな言い方をしなくても・・・。
一事が万事、これです。
自分もやられました。
この前売りの1か月程前、どーーしても欲しいチケットがあったので、土曜日の昼から並びました。
そうしないと、転売屋に並ばれてしまう危険性があったからです。ライバルは同じFanではない、転売屋なんです。
土曜日の17時半頃に2番目が来ました。それが普通じゃない。
まだ店は営業中なのに身体障害者用スペースに堂々車を停めて、いきなりここでピクニックでも始めるのかと思うような大きなシートを敷いて、重石なのか、段ボールに入った5ℓ入りペットボトルを四隅にボンボン置く。
そしてど真ん中に簡易椅子を置いて並び始めました。人物はマスクにフードを深く被っていて性別すら分からない。辛うじて若者ではないと分かる程度。
転売屋(ダフ屋)かと思って、こちらも触らぬ神に祟りなしで関わらない様にしていました。
何故こんな大きなシートと5ℓ入りペットボトルが必要なのか?それは店が閉店してから分かりました。
なんと、テントが建ったのです!大きなシートやペットボトルはテントを建てる為に必要だったのです。
しかもこの人物の悪質なところは、当方が土曜日の前売りで並んでいたのではなかったと分かったら、例の店員に苦情を言ったらしいのです、紛らわしいとか何とか。
2番だと思っていたのが1番に繰り上がったのに何が不満なのか。
その時の店員の言い草。「そうですよねー、迷惑ですよねー、注意しておきます。」
周囲に聞こえるように聞こえよがしに大きな声で。
いや、迷惑なのは身体障害者スペースに車を停めて、店舗前にテントを建てたその客の方だろうが。
次の日。恐れていた通り、店員から説教を食らいました。
「大きなシートやテントを張るのは止めて下さい。」
「次からは抽選販売にするかも知れない。」
「何時来ても並んでいる人がいて、並ぶ気が失せると言われているんですよ。」
「次からは先頭に並ばないで、後ろに回って!」
殆ど言い掛かりとしか思えない言い分。辛うじてテントを張ったのは自分ではないと反論しましたがそこが限界でした。ペコペコ謝罪する羽目になりました。
テントに関しては濡れ衣だと分かったのに、謝りすらしませんでした。
思えばこの日から店員の態度が目に見えて悪くなりました。目が合っても挨拶一つしません。同時に、取れるチケットの席番も悪くなりました。
とてもではないけれど、無関係とは思えませんでした。
企業の不正についてーチケットぴあ、店頭販売(一般前売り)の場合①
自分はよくチケットぴあに並びます。
好きで並んでいる訳じゃなく(ここ、声を大にして言いたい)、そうしないと観たい公演のチケットを定価で手に入れることが出来ないから。
最近、チケットぴあの店舗が激減して、店頭販売で購入するのも年々厳しくなって来ました。
興業元が一般前売りにチケットを回してくれなくなり、1番に並んでも取れないということもままありました。
そんな状況の中で事件は起きました。
チケットぴあの店頭販売の方法とは大体次の通りです。
開店前に申し込み用紙を取りに来る店舗は並ぶ場所が決まっています。
発売時間前に店員が申込用紙を取りに来ます。
発売開始時間と同時、もしくは店舗によっては開始時間前にカウンター前に客を案内する店舗もあります。
発売開始と同時にチケットが取れれば「取れました」と言われて、代金を支払ってチケットを受け取ります。
ところが問題の店舗は何故か店舗が開設された頃から発券と同時にチケットを渡さず、その日に並んだ客全員分のチケットを総て発券してから渡すのです。
要するに後渡しですね。大体、10時30分くらいになってからやっとチケットが確保出来たかどうか分かって、チケットが渡されるのです。
これがそもそも諸悪の根源。
その日も並んだ客の総てのチケットを発券し終わってから配券が始まりました。
「1番の方!」
カウンターに座ると、「はい、これ。」
(普通は確認の為、公演名・日時・座席番号・枚数を読み上げる)、
発券出来たチケットを提示し、「こちらが領収書です。」と、手書きの領収書。
瞬間、己の血の気が引くのが分かりました。
「やられた・・・。」
その日、自分が申込用紙に記入したのはS席1枚、S席以下の席種になったら2枚(バラ可)でした。
本当はS席が2枚欲しかったのですが、チケットぴあのシステムでは、必ず連番で探しに行くので、1枚なら取れたが2枚では取れなかったということがままあります。
已む無く確実性を取って1枚、席種を下げれば2枚でも取れる可能性が高いので2枚で希望を出しました。
それほどの人気公演ではなかったので、絶対にS席1枚を確保出来ると信じていたのに、実際渡されたのはA席1枚。そして手書きの領収書。
この段階で、チケットぴあの店頭販売を利用されたことのある方は「?」と思われる筈です。
そう、チケットぴあの店頭販売を利用して、手書きの領収書なんて絶対に出ません。
出るとしたら、客から別途依頼した時のみです。
出るのは印刷された利用明細書。
クレジットカードを利用すれば必ずレシートが出ますよね?
それと同じです。
正確には発券機から①実券②利用明細書(客の控え)③店舗控え(クレジットカードを使用したらサインする)
が出るのです。
客に①と②を渡さなければいけないのです。
それが利用明細書を渡さず手書きの領収書。
これが何を意味するか?
そう、この店員、A席が2枚発券出来たにも拘わらずこちらに渡さず、1枚抜いたのです!
更に疑惑として、座席番号を確認すると、チケットぴあが保持しているA席のエリアでも一番良い席でした(以前店頭でぴあがどの辺りを保持しているのか調べて貰ったことがあって把握していた)。
幾らA席でも1番にサーバーにアクセス出来なければ取れないと思います。
要するに、この店員はこちらの第1希望のS席1枚をふっ飛ばしていきなり第2希望のA席から検索したんです。
何故そんなことをしたのか?
1枚より2枚売った方が売り上げも上がるし、発券手数料も稼げるから。
更に何故こんな誤魔化しが出来るのか?
それは先述した、この店特有の発券方法と、代金の決済方法に依るものです。
他の店舗がやっているように、1番に並んだ人から順番に対面式でチケットを発券して行けば、チケットの販売状況を実況しながら発売するので、発券順番の差し替えや枚数の誤魔化しをするのは難しいです。勿論、やろうと思えば出来ますけど。
でも、この店舗の様に、客を待たせておいて、その日に提出された申込書を総て入力して発券出来た分を配るとなると、配券する際に簡単に差し替えが出来てしまいます。
本当は1番入力の人しか取れなかったのに、1番入力の人には取れなかったと偽り、2番目の人に回すことも可能です。
そして、これが利用明細書を渡さなかった(渡せなかった)理由でもありますが、決済方法には現金とクレジットカードがあります。クレジットカードを使うと承認するのに時間が掛かり、1秒を争う一般前売り開始日には店舗から非常に嫌われます(勿論、他の客からも)。使用を禁止していた店舗もありました。
この店は一旦現金決済でチケットを確保して、あとから決済方法をクレジットカードに変更するなどと、決して褒められない方法までやっていました。
それを知っていたので自分は出来る限り現金決済を選択していました。
11,000円を2人が払おうと1人が払おうと、会計上は何ら問題がないように見えますよね?