企業の不正についてーチケットぴあ、店頭販売(一般前売り)の場合⑤

インフォメーションセンターに相談した時に言われたのが、「2枚確保したうちの1枚を抜かれたというご相談ですが、発券データーを調査しない限り、それはお客様の想像の範囲でしかないですよね。」

こう言われたのが悔しくて、自力でやってみました。

抜かれたと思われる座席にわざと座るのです。目指す座席に先客がいれば必ず実券の確認を行います。チケットの塗潰しをしていなければ発券店舗が分かります。

当日。

心臓が飛び出しそうになるくらいドキドキしながらその席に座っていました。自分が持っているのは隣の席です。

そしたら来ました、来たんです、初老の女性が!

来たけど先客がいるから係員を呼んで座席番号の確認を依頼しました。

係員がやって来て、「失礼ですが、お客様の座席番号を確認させて下さい。」

申告した女性のチケットと較べます(確認します)。

その時に見えました、その女性が持っているチケットの発券店舗が!

例の店舗でした。

やっぱりあのチケットは連番で発券されていたんです。

その女性はチケットぴあの券封筒にチケットを入れて持っていました。

恐らく店舗で渡されたそのままの状態で持って来たと思われますが、利用明細書は入っていませんでした。

当たり前。

2枚纏めて発券したものを割ったんだから、ある筈がない。

でも、手書きの領収書は渡さなかったのね、何故?(嘲笑)

どうやって買い求めたのか聞ければ決定的な証拠になったのですが、さすがに見ず知らずの人間にそこまで聞く勇気は自分にはありませんでした・・・。

 

ここで、同じ回を2回に分けて発券したんじゃないかと突っ込まれるかも知れませんが、発売日初日は全国から一斉にホストコンピューターにアクセスされます。

翌日でも残席がある様な公演なら兎も角、10時2分には全日程が完売する様な公演で、2回に分けてアクセスして、連番のチケットが取れる訳がありません。

これはホストコンピューターの記録を調べれば簡単に分かりますが。